ペットの避難について

12月4日、北九州市の12月議会で中村よしお議員の一般質問「自然災害時のペット同伴避難」を傍聴し、芦屋町のペットの避難はどうなっているのか担当課に確認した内容をお伝えします。

北九州市のペットの避難場所は外ですが、芦屋町は総合体育館内の倉庫として使っていた場所を使用するようです。また、北九州市と同様に各自でケージを持参する必要があります。芦屋町も大きいサイズのペットの避難場所は外(駐輪場)になり、屋根はありますが雨に濡れる可能性はあります。また、ペット同士がケンカする可能性もあるため、スペースの問題で多くのペットの管理は難しいようです。

住民に周知を行っていないため、早急にホームページで掲載するとのことでした。さらにネット環境のない方の対応を尋ねると梅雨前に広報で周知するそうです。

我が家も2匹の犬を飼っています。ちわわのチビと雑種中型犬のロッキーです。もしも避難が必要になったらロッキーはどうする?と夫に尋ねると「避難所には行かない。だって外に置いていけない」と夫。災害の規模にもよると思いますが夫の気持ちも理解できます。

しかし、夫のような人がいることを課題と考えた中村議員は「ペットも家族。その家族をどうしようかと迷って避難が遅れるのではないか」と訴えていました。ペット同伴で避難できれば迷わず避難できるかもしれません。ただ、場所の確保や衛生面など、課題もあると思います。今後、ペットも家族と考えている人の避難についてもしっかり検討する必要があると感じました。