今後の成人式の在り方について

民法改正による成人年齢引き下げに伴い、令和4年4月1日以降は18歳が成人となりますが、芦屋町では受験や就職活動などの大事な時期を理由に、従来通り20歳を対象に式典を行います。令和4年度以降、2年を経過して行う式典の趣旨や方向性について質問しました!

町の回答としては、今後検討するとのことでしたが、私の提案は以下の通りです。

1、当事者自身の手でプロデュースする実行委員会方式の式典に変更する。

2、保護者も観覧できるようにする。

3、令和4年以降、成人となる18歳に対し、大人になったことを自覚するための何らかの取り組みを検討する。

4、コロナ対策も含め、会場を町民会館から夢リアホールに変更する。

私は昨年、議員として初めて成人式に参列した時、町民会館で嬉しそうに写真撮影する親子の姿を見ました。自分の価値観で、親が来るのは恥ずかしいものだと思い込んでいたため、逆に驚いたのと同時に、あまり関係のない私が参列するのが申し訳ない気持ちになりました。寒い中、外で待たれる保護者のみなさんの姿もあり「中で一緒に式典の様子を見られたら」と今年も思いました。

令和4年以降は、成人式や二十歳のつどいに名称変更します。私はその式典が、今まで支えてくれた家族が地域に感謝する機会やみんなで大人になったことをお祝いする機会になってほしいと思い、今後検討を提案しました。町長は「二十歳を迎えた人の気持ちが一番大切だ」と話されていました。

確かに、当事者の気持ちは大切です。来てほしくない人もいるでしょう。でも、ちゃんと聞いてみないてまわからないと思います。ただ、今まで様々な形で支えてきた保護者のみなさんの気持ちも知ってほしいと思います。私たちの時代とは親子の関係も変わっています。今までの考えに固執せず、柔軟に対応することも必要ではないかと私は思います。