性暴力根絶に向けた町の取り組みについて①

6月11日 芦屋町議会の一般質問が行われました。私は2つの事について質問しましたので、まずは「性暴力根絶に向けた町の取り組みについて」お伝えします!

私がこの問題について、質問しようと思ったきっかけは、福岡県女性議員ネットワークの研修受講や実際に被害にあった方の話を聞いたからです。

今年の2月堤かなめ県議の講演で、平成31年に福岡県で性暴力根絶に向けた条例が制定され、昨年から学校現場に性暴力アドバイザーを派遣する事業が始まっていることを知りました。また、同年5月には性暴力被害者支援センターふくおか 浦センター長の講演で性暴力の現状を知り、「芦屋町はどうなっているのだろう」と調べてみることにしました。

今年は芦屋小学校の5、6年生が授業を受けます。内容や児童へのフォロー等も質問しましたので、詳細は1週間後にアップされるYouTubeや議会だより、私の通信でもお知らせします。今回私が一番気になったのが、子どもたちへの影響です。堤かなめ県議や県から委託を受けて派遣事業を行っている被害者支援センターの浦センターにも連絡し、話を伺ったところ・・・。

例えば「保護者の皆さんが急に子どもから相談を受けたらどうしますか?」突然のことでパニックになるのではないでしょうか。子どもたちは授業を受け相談できる事を学びます。でも、その相談を受ける側の理解が深まっていなければ、適切な対応は難しく、2次被害につながる可能性もあると思います。私は、保護者参観やPTA向けの学習会、参加が難しい保護者にはプリント等を配布し、理解を深めてもらってはどうかと提案しました。

実は保護者への対応で何か対策はないのかと思い、事前に浦センター長に相談していたところ、問題は自治体からの依頼がなければ行われないことでした。学習会なども可能で、現在センターではプリント等も準備されているそうです。今後アドバイザーが派遣された際には、保護者への対応がどのように行われるのか注視していきたいと思っています。

今回、堤かなめ県議、浦センター長とつながることが出来たのは、女性議員ネットワークのおかげだと思っています。今後は遠賀郡4町の女性議員とも連携を図り、女性や子どもが安心して暮らせる地域にしていきたいと思います。