ワクチン接種に関する町の方向性

ワクチン接種を担当する健康子ども課長、そして芦屋中央病院の桜井院長から話を伺う機会がありましたのでお知らせします。

芦屋町では6月25日から16歳~64歳への接種券の郵送、7月10日から接種予約、同月下旬から接種が開始され、希望者へのワクチン接種は9月中の終了を予定しています。

今回は電話・窓口・ウエブ予約(24時間対応)の3通りになり、スムーズに予約できるのではないかと思っています。

担当課長からの情報では7月9日現在、9月初旬までのワクチンは確保でき、あと3箱供給されれば希望する全住民の接種は可能になるそうです。しかし、岡垣町では「54歳以下の方のワクチン接種について、国からのワクチン供給不足」を理由にしばらく予約は待ってほしいと町の公式ラインで周知しています。

このようにワクチンを確保した段階で予約受付する自治体もありますが、芦屋町では「先に希望する住民の予約を入れてしまうこと」に決めたそうです。それができるのは「小さな町だから」とのことでした。

桜井院長からは「早期にワクチン接種を終わらせ、芦屋町を安全安心な町にすることが重要。そのため芦屋中央病院と町はタイアップで取り組んでいる」との話がありました。

高齢者のワクチン接種は接種者の負担軽減で医師が移動しながら接種するスタイルでしたが、64歳以下からは医師は移動せず、接種者が移動するスタイルに変更されます。「今後は倍のスピードで接種するため、住民に協力をお願いする」ようになると話されていました。

なぜ、芦屋中央病院がワクチン接種に取り組むのか。その理由は「今も、同じ多くの自治体病院の仲間がコロナ診療で頑張っている。僕らも一生懸命やりたい」と話され、18時からの介護従事者ワクチン接種のため、外出されました。芦屋町の介護施設従事者のワクチン接種もそろそろ終了します。

遠賀郡の6月25日~7月1日の感染者数は7例で福岡市などと比べれば少ないと言えますが高齢化率が高いことを考えれば気をつけなければいけません。その自治体によって方向性は違って当然ですし、独自性も必要だと思います。

ただ、議員としては本当にその方向性で良いのか考える必要はあり、他の自治体の取り組みや専門家の意見を聞くなどの勉強が必要だと思います。

私も町や芦屋中央病院同様、出来ることはやりたい。だから情報収集する、住民の声を町に届ける、そしてワクチン接種で不安を感じている人が少しでも安心できるよう情報発信する、これが今、私が出来ることだと思うから。