電子図書館とインフルエンザ予防接種

9月7日から10日までの4日間、令和2年度決算と補正予算の議案審査を行います。初日の今日は生涯学習課と健康子ども課でした。

生涯学習課の補正予算では、昨年購入した重要文化財芦屋釜の収蔵展示施設設計業務委託費が追加計上されました。その理由は文化庁との協議で指摘があり、配置や増改築が必要になったとのことでした。財源内訳2,700,000円が地方債(過疎債)、131,000円が町の負担になるようです。

決算で私が気になったのは図書館の利用です。現在も緊急事態宣言で利用できず、「外出自粛の時こそ、本を読みたいのに図書館が閉まっている」との声を聞いています。

近年、電子図書館を導入する自治体が増え、郡内では岡垣町が導入しています。そこで今後、電子図書館導入の考えはないのか、担当課長に尋ねました。課長からは「今後、岡垣町の利用状況などを調べ研究する」との回答でした。本当は私も電子版よりも従来の本の方が好きですが、長引くコロナ禍とデジタル化推進の現状を考えれば、今後検討する必要はあると思います。

次に健康子ども課の補正予算では、ワクチン接種や集団接種会場設営・撤収業務委託費が計上されました。集団接種会場も9月18日で終了し、今後は芦屋中央病院での個別接種になります。個別接種については、芦屋町のホームページでも周知していますのでご覧下さい。

決算で私が質問したのは、病児病後児保育、不妊治療、インフルエンザ予防接種です。特にインフルエンザ予防接種は、昨年度私が一般質問で取り上げた事業のため、その成果を尋ねました。高齢者の接種率が50%から75%に向上しましたが、今期は個人病院などで新型コロナのワクチン接種を行うため、医療従事者の負担軽減策として、4町共にこの事業は行わないことが決まっているとのことでした。

明日は学校教育課、環境住宅課の議案審査です!