第3回ヤングケアラーミーティング

今日の朝一番は芦屋町役場の町内清掃。そして15分程遅れてヤングケアラー第3回ズームミーティングに参加しました。これは⽴命館⼤学⼈間科学研究所・斎藤真緒先生がプロジェクト事務局で「子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト」が定期的に行っているミーティングです。

今回は元当事者の女性の話を約40分程伺い、その後は当事者とサポーターに分かれて自己紹介とグループディスカッションでした。

私がこのミーティングに参加する理由は当事者の話を聞きたいと思ったからです。今年6月、芦屋町議会でもヤングケアラーのことが一般質問でも取り上げられ、その実態を問われ町は「ヤングケアラーはいないと報告を受けている」と答え、最後は「子どもの気持ちに寄り添い、必要な支援を児童生徒から適切に聞き取り、制度づくりが必要であれば協議していきたい」と回答しました。

その後、岡垣、遠賀町議会で取り上げられた一般質問も聞きましたが、どの議会でも大きな違いのない回答でした。行政もあまり把握できていない中で適切な支援をすることは難しいと思いますが、そもそも児童生徒への聞き取りで適切な現状把握ができるのでしょうか。

私も本当の課題は何なのか、どのような支援が必要なのか、このミーティングで解決の糸口に近付ければと考えています。

今日もメディアや各種団体も参加し、各自の取り組みの紹介もありました。今回私が一番気になったのは斎藤先生の「家族丸ごと支援」の話。また、当事者の話から「もっと関われる大人はいたはずなのに」とも感じつつ、もう少しいろんな方の話が聞きたいと思いました。

今後は国の動向などもキャッチしながら、先で政策提案につなげればと思っていますが、もう少し調査研究が必要です。