農業用水路が綺麗になりました!

あっという間に1月が終わり、明日から2月。3月定例会や春に向けの準備もあり、やや焦っている今日この頃です。

さて、ご報告が遅くなりましたが、今月初旬、山鹿のコスモス横の農業用の用水路の浚渫作業が行われました。これは専業農家さんではありませんが、すぐ横で農作業をする方々からの要望で実施されました。

農業委員として地域を回った際に、「農作業する時に用水路からポンプで水を取りたいが泥が溜まって取れない。どうにかできないか」とのご相談を受けました。そこですぐに現地確認を行ったのですが、ほとんど水はなく、草やゴミも多く活用されている用水路とは思えない状況でした。

そこで、どうしてこのような状況になったのか水の流れを調べてみると、昔は現在の総合グランドの場所に池があり、そこから水が流れていたようですが、グランド工事で池を埋め立てたため、上流からの水が流れがなくなり、下流の水路の水位が上がった時のみに水が溜まるようになっていました。それでも現在も農業用の用水路として位置づけられ、農作業する方々も使用を希望しています。

住民は昨年の春頃に要望し、私は昨年の11月に要望。やっと要望が通り、今年に入って町の美化作業員さんが綺麗にしてくれました。作業の様子を拝見できなかったのは残念でしたが、寒い中、本当にご苦労さまでした。

今回は町の美化委員さんの作業で対応できましたが、通常の浚渫には高額な費用がかかるため、毎年計画し、順番に実施しているのが現状です。しかし、町は専業農家さんでない方も安心して農業を継続でるよう、その声を聞き、適切に対処するべきだと思います。