視察研修(愛知県東浦町議会)

視察研修の最終日は、愛知県東浦町議会。こちらの議会も令和4年度広報コンクールの編集デザイン部門で奨励賞を受賞されました。今年度4回目の視察受入れとのことで手際よく、資料も盛りだくさん、説明もスピーディーでついていくのにあたふたしました。

その中で私が質問したのが粗原稿とレイアウトについて。本議会では、事務局から一般質問の議事録はもらえるのですが、委員会では議員がテープを聞いて質疑を作成しています。議案内容によっては、他の委員会を担当することもあり、慣れないと時間を要します。

ところが東浦町議会さんでは、音声入力を活用し、執行部が委員会質疑の内容を議会に書面提出するとのことで、すぐに広報委員会はそれを見ながら質疑QAを作成されるとのことでした。また、議会だよりのレイアウトなども町の広報が担当されることや、定例会の最終日前日に3時間も作業されているのもビックリでした!!

2日目の視察先の榛東村議会でも粗原稿やレイアウトは印刷会社にお願いしているとのことで、広報委員会の打ち合わせにも参加されていました。議会だより発行までに2ヶ月を要している本会議に比べ、どちらの議会も1ヶ月程度で発行できているのもこの作業の短縮によるものではないかと思います。

それから、本議会ではプロジェクターを使って議員がレイアウトなどを考えていますが、実際に形にしているのは事務局の職員さん。ソフトを使いこなすのに時間もかかる上、人事異動もあるため、その負担が重くなっているのではないかと思います。

他には、限られた紙面の中でより詳細内容が伝わるよう、具体的なQRコードの活用方法も学べました。是非、次の広報作成に活かしたいと思います。

まだまだ勉強することばかりの議会だより。今回はかなりハードな研修になりましたが、この学びを活かし、長島委員長のリーダーシップの下、読んでもらえる議会だよりを目指して頑張ります(^-^)v