10月29日19時から、芦屋港活性化推進委員会が開催されました。初めに町長の挨拶、そして令和3年10月1日~令和5年9月30日までの任期で、20名の委員が選出され、新たな委嘱状が交付されました。
委員の構成は、関係する国や県の職員、港湾に隣接する区(浜崎、白浜、幸町)の区長、遠賀漁協、観光協会、商工会、銀行、JAといった様々な方々が委員に選出され、議会からは引き続き各常任委員会の委員長4名(横尾、松岡、小田、萩原)が委員になりました。その後、委員長に北九州市立大学の内田教授、副委員長に九州共立大学の小島名誉教授が選出されました。
今回の議事は・・・
1、芦屋港及び周辺機能の活性化における検討経過について
2、外部人材登用の基本方針について
3、芦屋港及び周辺機能等の活性化に関する答申書(案)について
役場の担当係長より、上記の内容について説明を受け、私が特に気になった「外部人材登用について」お知らせします。
外部人材登用とは…
①プロジェクトマネージャー(責任者)1名
②リーダー(マネージャー補佐)複数名
管理運営組織の設立にあたり、専門的かつ高度な経験とスキル、全体をマネジメントできる能力を有する人材としてプロジェクトマネージャー(以下マネージャー)を外部から登用するといった内容でした。では、どこからそのような人を探してくるのか。方法としては、一般公募と民間企業から人材派遣する2通りの方法が検討され、人材派遣が望ましいとの見解が示されました。
この人材派遣は「地域活性化起業人制度」という国の制度を活用するもので、町がこの制度に登録している企業にオファーする形になります。この制度を利用すれば、国から助成があるとのことで、町の経費削減にもなるようです。
私は、この説明を受け、町が新たに始めようとしている様々な事業をどうマネジメントしていくのか、このマネージャーの力量に左右されると感じました。町からはマネージャーのバックには企業があるとの説明があり、その企業の目途はあるのかお尋ねしたところ、まだ特定の企業の名前は出ませんでしたが、旅行や観光業を考えているとの回答がありました。今日のニュースでANAホールディングスでは、約9千人を削減する方針を示しました。もしかしたらコロナ禍は優秀な人材を確保できるチャンスなのかもしれません。
今後のスケジュールとしては、今年の11月から人材の公募が開始される予定になっています。町にとっても大きな事業です。優秀なマネージャーが派遣されることを願い、今後も委員の一人として意見を申し上げると共に、注視していきたいと思います!