今日はオンラインで開催された「北九州フォーラム」に参加しました。このフォーラムは就業中の若手職員や将来福祉事業に携わろうとしている学生の基礎的な知識や技術向上などを図ることを目的に行われています。
参加しているのは、社会福祉士会の他、精神保健福祉士協会、精神科病院協会などの専門職や学生、当事者など、約100名ほど。
午前中は行政説明で厚生労働省 社会・援護局 障害福祉部障害福祉課 就労支援専門官の大工智彦氏による「障害保健福祉施策の動向について」、午後からは西南女学院大学 保健福祉学部福祉学科 教授の今村浩司先生と学生5名の基調講演。その後は各分科会が2コマありました。
私は午前中の行政説明を聞き、午後から2時間ほどワクチン接種会場へ。そしてまた戻って、分科会2の「ピアサポートについて」に参加しました。
障害福祉サービス等の予算は年々増加し、特に児童のサービス利用が増えているようで、将来を考えれば就労支援は重要です。しかし、令和2年度のA型の平均賃金は月額79,625円でB型は15,779円。芦屋町にはB型作業所しかありません。障害年金などを受給し、1人で暮らしている人もいると思いますが、若い世代の人は家族と同居している人も多く、親亡き後のことが心配されます。
高い就労移行率を達成している就労移行支援事業所は、利用者に対するアセスメント結果に基づき利用者にあわせたトレーニング、職場実習、求職活動等に結び付け、利用者と職場環境のマッチングの支援を行っているとの話がありました。障害のある人が一般就労を希望した場合、町はどのようなサポートをしているのか、まずはお尋ねしてみようと思いました。
私は社会福祉士ですが、高齢者福祉が専門で障害福祉は詳しくありません。しかし、障害のある人への就労支援は重要だと思っています。今後も学びを深め、課題解決に取り組みたいと思います(^^)/