オンライン面会

昨年は新型コロナの影響で多くの行事等のイベントが中止になり、今まで通りの活動が困難になりました。常にマスクが必須で外食するのも気を使います。しかし、活動制限は悪いことばかりではありません。例えば、遠方の会議や研修がオンライン開催され、移動時間の短縮等は効率アップにつながったと感じています。

昨日も県外在住の家族と入所中の義母のオンライン面会を行い、とても好評でした。昨年、孫の結婚やひ孫の誕生等もあったのですがコロナ禍で会うことはできませんでした。すでに私たちの事もわからなくなった義母ですが、ひ孫の顔を見せてあげたいと家族の理解や入所施設の協力もあってオンライン面会が実現しました。

私が何故、オンライン面会にこだわるかというと、昨年「コロナになって以前のように面会できなくなった」というご相談があったからです。私以外にも同じ思いの家族がいることを知り、何とか面会できる方法はないかと考えていました。誰かとつながっていると安心できる。今回、私たち家族の面会をきっかけにオンライン面会が広がってくれればと思っています。

コロナ禍でも認知症の方、そのご家族が安心して過ごせるよう、今年も認知症家族の会の活動を続けていこうと思っています。