国民健康保険税の改正 見直し先送り

昨日、今期初めての芦屋町国民健康保険運営協議会がありました。令和元年6月1日から令和4年5月末までの任期で、私は副会長を務めさせて頂いています。

さて、今回の議題は

1、令和2年度の決算について

2、特定検診事業について

3、その他 ①国民健康保険税の改正時期の見直しについて

国民健康保険に加入している人にとって、重要な関心ごとは「保険料の値上げ」です。国民健康保険は農林水産業や自営業者を中心とする人が加入する保険で、私たち議員もこの保険に加入しています。

その課題は、加入者の高齢化進行による医療費の増大、農林水産業者や自営業者の割合が減少し、主に年金受給者の割合が高くなっているため、税収の伸び悩みなどで赤字が発生しています。そのため、町の一般会計から繰り入れし、赤字分として令和2年度決算額27,000,000円を補填している状態です。(令和2年度予算額は40,000,000円)

しかし令和元年度に出された県からの方針で、赤字補填については計画的、段階的な解消・削減に努めることになりました。そのため町では昨年度、保険税(料)の見直しを検討していましたが、コロナを理由に先送り。そして、本年度も同様の理由で先送りになりました。

因みに郡内の状況は・・

◎改正をおこなわない予定

水巻町、岡垣町

◎改正検討中(10月までに結論を出す予定)

遠賀町

ただ、コロナが落ち着き、先送りしていた改正がおこわれた場合、加入者は突然保険税が上がったことを知るのかもしれません。保険税は段階的に上がると思われますが、少しでも上げ幅を少なくするため、今からでも何かできることはないのでしょうか。